マリトッツォのレシピをご紹介。
マリトッツォには、生クリームの他に、ティラミスやあんこ、メロンやオレンジなど、旬のフルーツが入ったりすることがあります。
マリトッツォの「お手軽レシピ」と「こだわりレシピ」と合わせて、人気の中身をご紹介します!
Contents
マリトッツォのレシピ〜自分で手作り〜

マリトッツォのレシピを紹介!
材料があれば15分程度でできる「お手軽レシピ」と、3〜4時間かけてしっかりと作りたい「こだわりレシピ」をご紹介します。
簡単お手軽レシピ「マリトッツォ風でいい」
「そんなにこだわらなくても、マリトッツォと似たようなものを食べたい」
という場合、近所のスーパーで市販されている材料で簡単にマリトッツォを作ることができます。
材料
- 丸いパン(ブリオッシュ生地でなくても可)・・・4個
- 生クリーム・・・200cc
- 砂糖・・・25g
- 粉糖(好みで)
パンはバターロールなど丸くて柔らかいものなら代用できます。
ポイントは生クリームを「これでもか!」ってほどたっぷりと入れること。
手順
- ボウルに生クリームと砂糖を入れる
- ボウルに氷水を当てながら生クリームを泡立てる
- 生クリームを持ち上げた時、硬めの角ができるくらいが目安
- パンを横半分にカットする(完全に切り離さないのがコツ)
- パンの下半分に生クリームをたっぶりと絞る。絞り袋がなければスプーンやヘラでもOK!!
- はみ出たクリームをヘラを使って、ならして綺麗にする
- 仕上げに粉糖を振りかけて、出来上がり!!
そのままでも食べられますが、冷蔵庫で30〜40分ほど冷やすと、生クリームの水分がパンと馴染んでより美味しくなります。
このレシピなら、普段料理を全くしない人でも簡単にマリトッツォを自分で作ることができそうですね!
マリトッツォのお手軽レシピの参考動画
こちらの動画では、マリトッツォの由来や、生クリームを上手に泡立てるやり方についても解説してくれています。
こだわりレシピ「ブリオッシュから焼き上げたい」
「どうせなら生地も自分で作りたい」
というこだわり派のために、マリトッツォを生地から焼き上げるレシピもご紹介します。
ちなみに、マリトッツォの生地は「本場イタリアでも、ブリオッシュ生地であることが一般的ですが、古代ローマの時代ではそうでもなかったようです。
ブリオッシュ生地の特徴
ブリオッシュは、フランスの代表的なパンの一つ。
時間が経過しても硬くなりにくいのが特徴。
その理由は、卵とバターがたくさん入っているから。
冷凍保存ができるなど汎用性がとても高い生地。
それでは、実際にレシピの紹介です。
ここでは、「こだわり派」の中でも、材料が少なめでオーブンと簡単な調理器具があればできる難易度低めのレシピをご紹介します。
こちらで参考にしているのは、「お菓子なキッチンFoodTVStudio」で紹介されているマリトッツォのレシピです。
生クリームの中に、オレンジピールが混ざった「KALDI(カルディ)」のマリトッツォです。
パン生地の材料
- 強力粉・・・185g
- 薄力粉・・・15g
- 砂糖・・・28g
- 塩・・・3g
- ドライイースト・・・3g
- 卵・・・40g(約1個)
- 卵黄・・・40g(約2個)
- 牛乳・・・30ml
- 水・・・20ml
- 無塩バター・・・90g
クリームの材料
- オレンジピール・・・30g
- 生クリーム・・・200ml
- 砂糖・・・16g
手順
- 卵、卵黄合わせて80gにする。(残りは焼き上げ前の生地に塗る用に取っておく)
- ①に牛乳、水を加えてよく混ぜて、冷蔵庫で冷やす
- ボウルに強力粉、薄力粉、砂糖、イースト、塩を入れて混ぜて、②を流し入れてからさらに混ぜる
- ひとまとまりになったら、台の上に取り出してなめらかになるまで約10分こねる。バターを2、3回に分けながら練りこむようして約15分こねて、約50回台にたたきつけるようにさらにこねる。 (体温で生地が暖かくなったら冷蔵庫で冷やしながらこねる)
- ボウルに④を入れて、30℃で1次発酵させる。【目安は約60分で生地が2倍に膨らむまで】
- 生地を取り出してガスを抜き、打ち粉をふったバットに移して軽く平らにする。ラップをして冷蔵庫で約1時間以上休ませる。
- 打ち粉をふった台の上に生地を取り出して10等分に分け、軽く丸めてかたく絞ったぬれ布巾をかけ、約15分休ませる。
- ⑦を丸めなおして、天板に並べ、30℃で約45分2次発酵させる。
- 表面に①の残りの卵を薄く塗り、200℃に予熱したオーブンで約12分焼き、網にのせてしっかり冷ます。
- クリームを作る。オレンジピールはみじん切りにしておく。
- ボウルに生クリームを入れ、ボウルの底を氷水にあてながら泡立てる。7分立てになったら、砂糖を加えしっかりと泡立てオレンジピールを加えて混ぜ合わせておく。
- ⑨のパンは半分のところを切り離さない程度に切り込みを入れ、クリームをはさむ。
マリトッツォのこだわりレシピの参考動画
こちらの動画のレシピでは、小さめの生地に、緩めの生クリームが使われています。
好みで大きさを変えたり、生クリームの硬さを変えてもよさそうですね。
全工程で3〜4時間ほどかかる本格レシピです。
お昼に夕食後のデザートとして作るのもいいですね♪
マリトッツォのレシピ【人気の中身5選!】
マリトッツォでは、生地にブリオッシュ以外のパンが使われることがありますが、生地に挟み込むのにも、生クリーム以外にたくさんのバリエーションがあります。
「もはや、マリトッツォの定義がわからない」
となってしまいそうですが、
「結果、美味しければいいんです笑」
ここでは、マリトッツォの人気レシピをご紹介!
マリトッツォ人気の中身①イチゴ+生クリーム
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生クリームと言えばイチゴ。
鉄板の組み合わせゆえにハズレはありえません。
マリトッツォ人気の中身②ティラミス
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こちらは、福岡にある「アマムダコタン」のマリトッツォ。
イタリアのスイーツにティラミスは欠かせません。
本場でもバール(カフェ)で、マリトッツォとコーヒーを朝食で取ってから仕事に向かうそうです。
マリトッツォ人気の中身③みかん
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こちらも「アマムダコタン」のマリトッツォ。
みかんと生クリームの相性もばっちりでハズレなど考えられないです。
マリトッツォ人気の中身④あんこ+生クリーム
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もはや、マリトッツォの定義がわからなくなる一品笑
しかし、これもとても美味しそうです♪
マリトッツォ人気の中身⑤ピスタチオ+生クリーム
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ピスタチオクリームが入ったマリトッツォは、プリンチやイータリーで食べることができます。
※販売期間が限定されていることがあります。
まとめ
以上、「マリトッツォのレシピと人気の中身」についてご紹介しました。
マリトッツォは、丸くて柔らかいパンと生クリームがあれば、自分でも簡単に作ることができます。
「2021年トレンドになる」と言われていますが、まだまだ取り扱っているお店は少ないのが現状。
マリトッツォを探すくらいなら、「イチゴ」「オレンジ」「メロン」などオリジナルのマリトッツォを自分で作るのもいいかもしれないですね!
最後までご覧いただき、ありがとうございました!

