週刊ヤングジャンプで連載されている、野田サトル先生の漫画作品「ゴールデンカムイ」。
緻密で苛烈なストーリー展開と、迫力のある戦闘描写、個性的極まりないキャラクターが人気を博しています。
ですが、その苛烈すぎる作風や描写が「グロい」と言われてしまうことも。
そこで今回はそんなゴールデンカムイのグロいと言われているシーンを、ゴールデンカムイコミックス派のファンである筆者がピックアップして紹介します!
また、作者である野田サトル先生が「頭がおかしい」扱いされている原因も徹底考察します(^^)/
Contents
ゴールデンカムイのグロいシーンランキングベスト3!
ずっと読みたくて気になっていたゴールデンカムイ✨
— ナリナリ (@narinari231) May 22, 2021
あの可愛い主人公が女の子だったことと思っていた以上にグロいシーンが多くて驚いてる(・∀・)w pic.twitter.com/ARFtomxik6
明治末期の北海道の地で、金塊を巡り戦いを繰り広げるストーリーが人気を博す「ゴールデンカムイ」。
そのストーリー展開上、バイオレンスでグロテスクなシーンは必要不可欠となってしまっています。
作者である「野田サトル」先生の画力も相まって、グロいシーンはとことんグロいのが特徴(+_+)
そこで今回は、以下にゴールデンカムイの特にグロいと言われているシーンを3つ紹介します!
ラインナップは以下の通りです。
第270話の鶴見中尉
第1話の杉本の白昼夢
物語に挿入される戦闘シーン全般
以下、それぞれ詳しく紹介していきます。
※内容は筆者の独断と偏見、そしてSNS上の声を参考としています。
※以下の内容は記事の性質上ネタバレを多少含んでいますので、これからゴールデンカムイを読もうと思っている人は注意してください。
第3位「第270話の鶴見中尉」
出だしからグロいからって読んでくれないし観てくれない……!
— よよ🐹🍜とな30.31 (@44sui) September 11, 2021
ゴールデンカムイでマイベストオブゾッとするシーンは270話ですね……何回見直しても怖い😢
ゴールデンカムイの特にグロいシーン、第3位は「第270話の鶴見中尉」です。
第270話「全ての元凶」の終盤で見せた「鶴見篤四郎」の行動が、非常にグロテスクであると話題でした。
第270話は主に鶴見ら第七師団に捕縛されてしまった「アシリパ」と「ソフィア」が、二人の知らないアシリパの父「ウイルク」の真実を鶴見に語られる形で展開していきます。
目的のためならば自らの顔の皮を剥いでいくことも、同胞である人物たちをも葬ることすら厭わない残忍なウイルクに、アシリパは衝撃を覚えます。
そして、問題のシーンは、鶴見がアシリパに自らの妻と子が殺されたことを告白した直後に登場。
鶴見は唐突にアシリパの前で、ウイルクが自ら剥いだ顔の皮を被って、見せたのです。
「アシリパ…私の、愛する娘、アシリパ、私の娘」
生気も正気も欠けた瞳で、虚ろな言葉を紡ぎながら、父を演じる鶴見。
アシリパはその姿を見て、父こそが鶴見を「悲しい人」にしてしまった元凶だと悟るのです。
血も内臓も出ていないものの、鶴見の狂気が前面に押し出される、いわゆる「鶴見劇場」を象徴するシーン(+_+)
3ページにもわたって展開された鶴見の衝撃的な行動に対し、ホラー的な描写がグロいと言われていました。
第2位「第1話の杉本の白昼夢」
ゴールデンカムイって漫画が試し読みできたので、読んでみたら、冒頭のっけからグロの連続で萎える。日露戦争と、その後数年後?くらいの北海道ですか…ちょうどマーラーが最晩年を迎える頃ですが、北海道の原野を切り開いている最中に、ヨーロッパ音楽はマーラーを生んでいたと。後進地域だなあ
— タブリーズ (@koko_ron) April 5, 2016
ゴールデンカムイの特にグロいシーン、第2位は「第1話の杉本の白昼夢」です。
第1話「不死身の杉本」に登場した主人公「杉本佐一」が見た、親友「寅次」の白昼夢がグロテスクであると言われています。
第1話は物語の始まり、日露戦争帰りの元軍人青年杉本佐一が日露戦争に参戦していた当時から描かれます。
同僚が次々死んでいく中、杉本は一人鬼のような形相で敵であるロシア兵相手に奮戦。
死体と血が飛び交う戦場がリアルに描かれており、この冒頭からグロいと話題でした。
ですが、その先に登場する杉本の白昼夢は更に輪をかけてグロいと言われています。
砂金を採っていた杉本ですが、その最中に酔った男から「アイヌの隠し金塊」の話を聞きます。
語っている最中に眠ってしまった男を尻目に、杉本は一旦休憩しようと焚火の前へ。
杉本はその焚火の前で、かつて共に戦場へ出た同郷の親友「寅次」のことを白昼夢に見るのです。
白昼夢に登場した寅次は、涙ながらに杉本に対して「妻を頼む」と語ります。
杉本は「何言ってんだ」と寅次を見ますが、杉本の視界に入った寅次は、内臓が零れ、四肢が千切れた状態だったのです。
「俺は日本に帰れない」という寅次の周囲には、同じように事切れた人間たちが浮かんでいました。
既に死人となった寅次は杉本の声に振り返ることなく、暗い水の底へと沈んでいきます。
物語開始から圧倒的画力で描かれる直接的なグロいシーンです(+_+)
冒頭の戦争シーンからこのシーンにやられ、耐性が無い人は第1話の当該箇所で読むのをやめてしまったという話もよく聞きます。
ある意味ゴールデンカムイ視聴及び閲覧の登竜門的シーンなのかもしれませんね。
第1位「戦闘シーン全般」
#ゴールデンカムイ
— にワカのタイショー (@wasabitaishi) December 21, 2020
前回ラストとは打って変わって殺伐とした戦闘シーン pic.twitter.com/0TbR8XEPL2
ゴールデンカムイで最もグロいという声が多いシーンは「戦闘シーン」でした!
どこの戦闘シーン、という括りではなく、全体的な戦闘シーン全般です。
ゴールデンカムイは明治末期の北海道周辺を舞台とした作品。
世界観的にファンタジー要素などはなく、魔法や特殊能力などは一切登場しません。
登場人物たちは基本的に実在した銃器や刀剣、その肉体で戦闘を行っていきます。
その戦闘シーンは非常に泥臭く、血生臭く、苛烈に描かれていることで有名。
銃弾や刃が体を貫通したり、四肢を抉るのは当たり前レベルです(+_+)
場合によっては部位の欠損なども仔細に描かれ、断面や内臓、傷口もしっかりと隠さずに描かれることもしばしば。
作者である野田サトルさんの圧倒的な画力によって、リアルかつ迫力満点に描写されるのです。
当然これらのグロい描写は人間同士の戦いで主に登場しますが、人間と動物との命のやり取りでも登場することがありますね。
ゴールデンカムイを人に推薦するにあたって、このグロテスクな戦闘描写で二の足を踏んでしまうという人もいると言われています。
また、ゴールデンカムイのストーリーは面白いのですが、グロい戦闘のシーンは苦手で読み飛ばしているという人も見られました(+_+)
ゴールデンカムイの作者はおかしい?
ゴールデンカムイの作者は「野田サトル」先生です。
魅力的なキャラクターと緻密なストーリーで人気を博した作品を描く野田サトル先生ですが、彼の頭がおかしいと言われることもあります。
実際、検索エンジンなどのサジェストには「ゴールデンカムイ 作者 おかしい」と表示されることも!
そんな野田サトル先生ですが、実はゴールデンカムイのグロいシーンだけが原因で頭がおかしい扱いをされているわけではありません。
調べてみたところ、野田サトル先生は以下のことを根拠として頭がおかしいと扱われているようです!
作品に挿入されるギャグ
いろいろと濃いキャラクター
以下、野田サトル先生の頭がおかしいと言われている原因について詳しく記述していきます(+_+)
野田サトル先生がおかしいと言われている原因は「ギャグ」にあり!?
ゴールデンカムイ全部読んだ。ほんまええとこで終わってる。しんどいーーしんどいーーーーー。気ぃ抜くとすぐ人が殺される。もう誰が敵か味方かわからん。手のひらドリルかってくらいくるっくるっしてくる。そしてこんなにグログロ殺人起きてるのにギャグ詰め込んでくる作者は頭がおかしい(褒め言葉)
— 藍色カエル💉💉 (@aiirokaeru) August 2, 2021
ゴールデンカムイの作者である野田サトル先生が頭おかしいと言われている原因は、ずばりゴールデンカムイのギャグ描写にあります。
ゴールデンカムイは緻密な人間模様を描くシリアスなストーリーが人気を博しています。
ですが、作者である野田サトル先生はそんな中にもギャグ描写を容赦なくねじ込んでくるのです。
しかも、その頻度はかなり高く、非常に重要な話をしている次のコマにはギャグや変顔が挿入されることも!
シリアスな物語展開の次の1話が丸ごとギャグで埋められていることもあるのです(+_+)
更にはそれらのギャグ描写がいつも通りの圧倒的画力で、いつものテンションで描かれることもあり、非常に濃厚。
ドギツイ下ネタや直接的な描写、更には男色を彷彿させるようなネタや、グロい表現を絡めたネタも存在します。
これらのネタがシリアスの間に頻繁に登場することから、いい意味で野田サトル先生は頭がおかしいと言われているのです!
つまり、「野田サトル先生は頭がおかしい」というのは、いい意味であり、誉め言葉でもあるということですね。
野田サトル先生がおかしいと言われている原因は「キャラクター」にも!?
⑮ゴールデンカムイ
— そばうどん (@So_ba_udon) March 26, 2021
なんか頭がおかしい、狂気的なキャラクター集みたいな動画に金カムのキャラクターが出ていてそのキャラがド好みでドボンしました。辺見和雄って言うんですけど。原作読んだら思いの外グロくてちょっとビビった。ギャグの印象が強いので…。(ラッコ鍋)辺見ちゃん復活してくれ泣
ゴールデンカムイの作者である野田サトル先生が頭おかしいと言われている原因は、ゴールデンカムイに登場するキャラクターにもありました。
前述した通り、ゴールデンカムイは緻密な人間模様を描くストーリーが人気を博しています。
ですが、そのストーリーにはシリアスとは程遠い展開や、ぶっ飛びすぎたキャラクターも含まれています。
特にキャラクターは「どうしてそんなキャラクターが思いつくのか」と言うほどに、外見も性格も個性の塊!
メインキャラクターもさることながら、一話限りのゲストキャラクターはかなり凄まじいキャラ付けがされています(+_+)
時には典型的な「イケメン」でもないのに、非常に高い人気を誇るキャラクターなども登場するほどです。
そんなキャラクターを思いつく野田サトル先生は、キャラクター同様に「頭がおかしい」と言われてしまうことも。
これも作品の個性の一つなので、ある意味誉め言葉でもあると言えますね(^^)/
ゴールデンカムイを嫌いになる人はいないのか?
ゴールデンカムイを友人から勧められているが、イメージ的に苦手な下ネタなイメージしかないからちょっと…迷ってしまう…
— ウグイス ⚠低浮上⚠ (@uguisu1019) December 22, 2021
ゴールデンカムイはグロいシーンをはじめとして、バイオレンスな格闘シーンや強烈な下ネタ、男色ネタなども含まれる作品。
内容は非常に人を選ぶとしか言いようがありません(+_+)
ですが、これらの要素を多分に含ませながらも、ゴールデンカムイは人気を博している作品。
そんなゴールデンカムイを「気持ち悪い」「嫌い」「不快だ」と思う人はいないのでしょうか。
調査してみました。
決して人には薦められない!?
ゴールデンカムイ、胸を張っておすすめできるけどできない内容
— 円周率 (@Eureka0811) September 21, 2021
ゴールデンカムイはグロいシーンや気持ち悪いシーンも多く登場しますが、人気を博している作品。
まだ未読であるものの、読んでみたいという声も多く見られます。
ですが、既に読んだことがあって、ゴールデンカムイの魅力に浸かっている読者からは、作品を薦めることに難色を示すことも。
その理由は、ゴールデンカムイが非常に人を選ぶ作風であること。
前述の通り、グロいシーンや、世間的には気持ち悪いと言われてしまうシーンも平然と挿入されているのがゴールデンカムイ。
これらのインパクトのあるシーンが目白押しなゴールデンカムイを、本当に人に薦めていいものか、と悩む人もいるようです。
SNSなどでは「好きな作品だけど気軽に人に薦めるのはちょっと…」という声も見られました(+_+)
筆者も面白い作品であり、世界観が最高だとは思うのですが、何も知らない人に薦めるのは気がひける部分があります。
好きな作品で人を選ぶとわかっているからこそ、やや二の足を踏んでしまいますね。
当然苦手な人もいるが…
ゴールデンカムイ2期の江渡貝のこのシーンはホントに狂気なのに笑ってしまうww人皮で気持ち悪いってのにww#ゴールデンカムイ pic.twitter.com/DCKbt0IFdk
— あ (@7Or93pAbFi1gxwK) October 6, 2021
ゴールデンカムイはグロいシーンや下ネタ、男色ネタなどの人を選ぶネタも大量に含まれる作品。
人気を博しているとはいえ、それらのシーンに対して眉を顰める人も当然存在します。
元々好き嫌いが分かれやすい描写を多く取り入れているため、仕方がないことでしょう(+_+)
ですが、ゴールデンカムイはそれらのいわゆる「気持ち悪い」「グロい」描写を待ち望んでいる読者も多く見られます。
また、そのような人を選ぶネタの中に含まれる重くシリアスなストーリー性が評価されています。
それらを彩る飛びぬけて個性的なキャラクターたちが人気を博しているのも、そのストーリーや練り込まれたキャラクター性が人気の一因。
グロいシーンや人を選ぶネタが多量に含まれていたとしても、それ以上に引き込まれる漫画の世界観を求めて、読者はゴールデンカムイを読み続けているのだと思われます。
現に、グロいシーンが苦手な人なども、ゴールデンカムイのストーリーが好きで、頑張って読んでいるという声も。
嫌いな人がいないわけではないですが、好きな人はどっぷりと浸かることができる作品であると言えるでしょう。
ゴールデンカムイのグロイシーンランキングのまとめ
おはようございます。昨日はゴールデンカムイをずっと読んでやっと連載に追いつきました。最初は普通の黄金冒険譚だなぁと思って読んでたのですが途中からアクが強くなるので万人におすすめできない感はありますが、明日まで全話無料で読めるので良かったら読んでみてくださいhttps://t.co/VJDOmauA8S
— なもなき (@Nam0naki_) September 19, 2021
ゴールデンカムイは人気を博している漫画作品。
ですが、グロいシーンや気持ち悪い描写、人を選ぶネタなどが大量に含まれる作品でもあります。
特に
第270話に登場した鶴見中尉の行動
第1話の冒頭から続く描写
漫画作品全体に散りばめられたバイオレンスな戦闘シーン
などがグロい、怖いとされているようです。
しかし、深く練り込まれた設定やストーリーは圧巻で、人を惹きつけて離しません。
進んでおすすめできる作風ではないものの、好きな人はどっぷりと浸かって楽しめる作品であると言えるでしょう!
興味がある人は、冒頭から辛い描写が続くものの、是非とも第1話から漫画を閲覧してみてください(^^)/
最後までご覧いただき、ありがとうございました!