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石川佳純の得意技と利き手は?戦型を卓球素人でもわかりやすく解説

石川佳純の得意技と利き手は?戦型を卓球素人でもわかりやすく解説

石川佳純の得意技と利き手や戦型について、卓球素人でもわかるように簡単に解説していきます。

また、石川佳純はどれくらい強いのか正直よく知らないという人のために、世界ランキングの最高位や、オリンピックの戦績、ライバルについてご紹介していきます。

石川佳純の得意技(強み)や利き手と戦型

石川佳純の利き手は左手のサウスポーです。

日本の卓球界では「左は世界を制す」という格言があるくらい、サウスポーが有利とされています。

石川佳純は普段から字を書いたりするときも左手なので、卓球の時だけ左利きにしているわけではないようです。

卓球には戦型と呼ばれるプレースタイルのようなものがあります。

石川佳純の戦型は「両面裏ソフトドライブ型」または、「左ドライブ攻撃型」とも言われています。

裏ソフトとは、シートの平らな面を外向きにしたラバーのことです。

摩擦力が大きくなるため、球に回転をかけやすいのが最大の特徴。

石川佳純はラケットの両面のラバーを「裏ソフト」にすることで、フォアでもバックでも球に強いドライブ回転をかけることができるようにして、攻撃的な卓球をしています。

卓球では利き手の他に、ラケットの握り方で「シェークハンド」か「ペンホルダー」かで分けられます。

石川佳純はシェークハンドです。

シェークハンドの戦型の種類は主に以下の4つです。

  • ドライブ主戦型
  • 前陣速攻型
  • 異質速攻型
  • カットマン

石川佳純の戦型でもある、ドライブ主戦型は、自ら得点を狙う攻撃的なプレースタイルで、世界でも主流とされている戦型です。

石川佳純はサーブやフォアハンドを得意としています。

特技技に、「しゃがみこみサーブ」「巻き込みサーブ」など独特の強い回転のかかったサーブがあります。

これまで、石川佳純はバックハンドを苦手にしていましたが、世界の上位ランカーがバックハンドでも点を取れるレベルまで高めていることもあり、大特訓の末、苦手を克服しています。

今は、バックハンドが上手いは武器ではなく、バックハンドもうまくなければ上位に入り込めないようなレベルにまで卓球界が成長しているのです。

石川佳純は世界ランキングで最高何位?

石川佳純の世界ランキングの最高は2017年2月に記録した3位です。

2016年11月にスウェーデンオープンに出場して女子シングルスで優勝を果たし、同年12月にはグランドファイナル女子シングルスでベスト4入りしたことで3位になっています。

トップ10入りはいつ?

2011年1月に、イングランドオープンの女子シングルスでベスト8、女子ダブルスで3位に入ったことで、世界ランキングは11位から8位へ上昇しました。

トップ5入りしたのはいつ?

2014年12月に、グランドファイナル女子シングルスで優勝を収めたことで、6位から4位へと順位を上げました。

現在(最新)の順位は?

現在の石川佳純の世界ランキングは9位です。

1位は中国の陳夢。3位には日本の伊藤美誠が入っています。

石川佳純の歴代オリンピックの戦績とメダル獲得数

石川佳純の歴代オリンピックでの戦績は以下の通りです。

2012年ロンドンオリンピックの戦績

シングル4位

団体戦(石川佳純、福原愛、平野早矢香)銀メダル

2016年リオオリンピックの戦績

シングル(初戦敗退)

団体戦(石川佳純、福原愛、伊藤美誠)銅メダル

当時世界ランキング6位だった石川佳純にとって、相手は格下のキム・ソンイ(世界ランキング50位)。

しかし、最終セットの途中で右足のふくらはぎに違和感を感じた石川佳純は、途中で治療タイムを要求するも認められず、顔を歪めながらプレー。

結果、惜しくも3対4で敗れてしまいます。

2020年東京オリンピック戦績

シングル(ベスト8で敗退)

団体(伊藤美誠、石川佳純、平野美宇)銀メダル

石川佳純のライバルは誰?

石川佳純さんには、10年以上経っても忘れられない負け試合があります。

それは小学5年生の時に出場した全日本選手権ホープス(6年以下)準々決勝での天野優との試合。

石川佳純と天野優はライバルであり友達でもありました。

小学生の日本代表に一緒に選ばれ、ホテルでは同じ部屋に泊まったこともある仲。

当時、成績では石川よりも天野の方が上で、石川はこの大会で何としても優勝したいと本気で挑んでいたにもかかわらず、負けてしまったことで、試合後1時間泣き続けたという。

「負けず嫌い」は世界の頂点に立つ上でやはり重要なことなんですね。

ちなみに、天野優はサンリツに入社して、平成22、24と25年度の全日本選手権のシングルでベスト16、平成27年度全日本卓球選手権大会の女子ダブルスで、中島未早希とペアを組んで優勝しています。

その後、2019年の東京選手権で現役を引退し、サンリツのコーチに就任しています。

石川佳純の得意技や利き手と戦型のまとめ

以上、石川佳純の得意技(強み)、利き手、戦型についてご紹介しました。

  • 石川佳純の得意技「しゃがみこみサーブ」「巻き込みサーブ」
  • 石川佳純の利き手「左手」
  • 石川佳純の世界ランキングの最高順位「3位」
  • 石川佳純のオリンピックの戦績「シングルス4位」、団体戦「銀2銅1」
  • 石川佳純のライバル「天野優」

最後まで、ご覧いただき、ありがとうございました!